2020/10/15

BLM問題を人種間対立にすべきではない理由 





画像 canva/momnol



アメリカで大きな問題となった、黒人差別に反対するブラック・ライブズ・マター(BLM)ですが、この問題は人種的な対立にすべきではありません。

ローマ帝国の奴隷が知られているように、昔は白人の奴隷も大勢おり、戦国時代の日本でも、多くの日本人が海外に奴隷として売られています。

アフリカの黒人がアメリカに存在するのは、ヨーロッパから始まった大航海時代と、新大陸の植民地支配および農場経営が結び付いたからであり、もしアフリカから大航海時代が始まれば、多くの白人やアジア人が奴隷になっていた可能性もあります。

人種による偏見や差別、そしていがみ合いが世界中で起きていますが、人種による特徴はあれど、そこに優劣はなく、単なる環境適応です。

よって、BLMの問題も人種の対立を煽るのではなく、個人の経済的な事情や性格の問題として捉えていくべきでしょう。

ただし、仲間意識という点から考えると、どんな組織や集団にも存在するように、誰もが誰かとの共通項を求めてしまいます。

同じ出身地、同じ大学、同じ趣味、このような延長に、同じ肌の色、同じ民族も存在し、人間は誰かと繋がるために共通の何かを求め、共通項に合わない者を避けようとしてしまうのも、自然な感情なのかもしれません。

しかし、日本では桜井誠や在特会のような者たちが、在日コリアンなどに対し、正論を超えて必要以上に人種対立を煽る、ヤラセのヘイトスピーチを行っている状況があり、彼らの背後には人種の対立を煽りたい勢力が存在しているようです。

私は小学生の時、サッカーの海外遠征で韓国に行き、同年代の韓国人が住む一般の韓国人家庭で、ホームステイを経験しています。

日本語しか話せない地方の一日本人少年が、韓国人少年と意思疎通を図るには、身振り手振りしかありませんでした。

ごく短期間でしたが、一緒の部屋で寝て、朝早く起きてマンションの裏山に赴き、そこで一緒に天然水を汲んで飲んだとき、決して大袈裟な表現ではなく、同じ人間として、大地の恵みを受けていると実感しました。これは、共通項が見付からなかったために、私自身がより大きな枠組みである人間を持ち出したからだと思います。

韓国は国策で反日教育をしている。これは事実でしょう。

それを裏で操っている勢力は、桜井誠や百田尚樹の背後と同じであり、それらの言動に染まってしまうと、反韓、反日になってしまい、たとえ否定していても、発信力のある人間の影響は、言葉の残像として受け取ってしまいますが、決して人種による優劣の問題にすべきではないでしょう。

人種による特徴はあれど、そこに優劣はなく、単なる環境適応です。

日本の国会議員でも、過去に河野太郎が、在日認定されたことに対し、法的措置も検討すると激怒しましたが、元在日が帰化をして国会議員になるのは法的に認められているのだから、この発言は明らかに人種に基づいた偏見です。

国会議員は出自を明らかにすべきだと思いますし、また帰化した議員が元の国のために働くことは大問題ですが、新井将敬氏のように日本のために朝鮮半島と関わろうとした議員もいます。

しかし、河野太郎のような大臣まで務める国会議員が、言動ではなく人種そのものによって判断する状況がある限り、人種による偏見を持つ人や、人種間対立や、差別を声高に叫ぶ人たちは、減っていかないでしょう。

ブラック・ライブズ・マターの問題も、人種そのものではなく、個人の置かれた状況、経済的や性格などの問題として捉えていくべきでしょう。

ただし、人種差別を煽る勢力が存在していること、また差別をことさら煽ることで国民市民の言論を封じ、人々を徹底的に管理しようとする勢力が存在していることも、理解しておかなくてはならないでしょう。





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