2019/02/25

やり抜く力「GRIT」や諦めない力を生み出すものは原体験である







起業家 やり抜く力 GRIT


mohamed HassanによるPixabayからの画像 


先日YouTubeを見ていて、非常に興味をそそられる動画を見付け、じっくり見いってしまいました。

その動画は、MBAで有名なグロービス経営大学院が配信していたもので、Forbes JAPANのCEOで編集長の高野真さんが司会を務め、何人かの投資関係者が集い、ある題材について議論を交わしていました。

その議題とは、


投資家がリスクを取っても投資したい「起業家」とは?


でした。






つまりここで行われていた話とは、目利きのプロがどんな人間に賭けたいかということです。

2019/02/22

外資・戦略系コンサルティングファームのエッセンスが詰まった本「考える技術・書く技術」







ビジネスマンが自信を持って顧客へとプレゼンをしている


mohamed HassanによるPixabayからの画像 



戦略系といった外資のコンサルと聞くと、アラウンド不惑の私としては、初夏の陽光を受け止める穏やかな湖面のごとく、キラキラしたイメージを抱いてしまいます。

その職は、アメリカにおけるキング・オブ・ビジネスマンであり、マルボロやラークといった洋モクの広告よろしく、外国人が朝日を浴びながら浜辺をランニングする爽やかなイメージも加わると言っていいでしょう。





何だか、ルー大柴さんのような日英チャンポンの文章で、かつ多少盛りましたが、顧客に寄り添って問題を解決するコンサル職は、同じく高給取りで人気のある投資銀行のディーラーのように、マネーゲームの片棒を担いでいる感のある職種などよりも、よほど意義があるように感じられました。

日本でも、官庁や大企業で選抜された優秀な若手が、ハーバードなどの大学院でMBAを取得し、その後に転職をしていくといった花形職業のイメージがありました。

2019/02/17

スティーブ・ジョブズが愛読した禅のおすすめ本「禅マインド ビギナーズ・マインド」







悟りの窓と呼ばれる壁にある円形の窓


北鎌倉・明月院(臨済宗)
悟りの窓


mira-sannchiさんによる写真ACからの写真 



目次 読了5分


  1. 東洋思想に傾倒していたスティーブ・ジョブズ
  2. アメリカの若者が禅を求めた時代背景
  3. 禅問答のごとく論理を超えた文章
  4. 内容を吟味せずに受け入れることの危険性
  5. 世間は生きている、理屈は死んでいる
  6. 禅の無の中に存在する積極性
  7. 利他の精神へと繋がる執着
  8. 本書の白眉
  9. 先入観として囚われる過去の経験
  10. 仏教思想を日本人が見直すことの意義





1 東洋思想に傾倒していたスティーブ・ジョブズ



アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズが東洋思想に傾倒していたことはよく知られています。

曹洞宗の禅僧・乙川弘文氏に師事し、また1970年に出版された一冊の本、


zen mind beginner's mind

禅マインド ビギナーズ・マインド


を愛読したと言われています。

この本は、1959年に日本からサンフランシスコへと渡り、西海岸で禅の教えを広めた曹洞宗の僧・鈴木俊隆(スズキシュンリュウ)氏の語録を集めたものであり、当時アメリカで禅のバイブルとしてベストセラーとなりました。








2 アメリカの若者が禅を求めた時代背景




東洋思想である禅が、反体制志向のビートニクやヒッピーに影響を与えた理由は、自然回帰やドラッグといったキーワードから、薬物によるトリップを仏教の悟りに重ね合わせるといったファッションとしての一面があり、その後も霊的・精神的世界を重視するニューエイジ運動に引き継がれた理由は、当時の時代背景として、 意味の見いだせないベトナム戦争が泥沼化し、多くの未来ある若者が命を落とし、またドラッグが蔓延するなど古き良きアメリカが失われつつあり 、そんな状況で新たな宗教に救いが求められ、座禅という瞑想の手段に心の安らぎを求めたことが一因としてありました。

2019/02/01

宇宙人はいるのか? 






アールグレイ型の宇宙人


如月ガラスさんによるイラストACからのイラスト 


先日とある本屋さんを訪れたときのこと、 入口の目立つ売り場に、その店の売れ筋ランキングが紹介されていました。

1位は、発売前からAmazonのトップを独走していた話題作・百田尚樹氏の「日本国紀」でした。





本書のトンデモぶりはここで列記するまでもありませんが、一例を挙げると、男系天皇とは父親が天皇のことを指す、と基本的なことすら間違っている、歴史書の体すら成していない本です。

そんな本にも関わらず、紹介文には、


神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に、独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。


紹介文引用


と堂々と謳われており、さらにはそんな知識すら持ち合わせていない著者が、


私たちは何者なのかー。


と読者に問い掛けているコントのような本であり、そんなものが世間で売れている有様で、 私が訪れた本屋も例外ではなかったようです。