2018/05/25

公園遊びでルールを守ることと破ることを子供たちに学ばせる方法







公園にある緑と黄色の二台の滑り台


カッパリーナさんによる写真ACからの写真 


公園は、子育てと切っても切れない関係です。

公園デビューから始まり、低年齢でも遊べるお砂場遊びを皮切りに、成長に応じて利用する遊具が増えていき、行動範囲が広がっていきます。





この公園遊びで親が最も気にするのは、他のオトモダチとの関係です。

遊具の順番や貸し借りなどで、必ず他の子と衝突が起こります。

ここで親は、自分勝手な行動をしてはいけないことや、他人を邪険にしてはいけないことを教えます。

ブランコで次の順番を待っているお友達がいたら、


「そろそろ替わってあげようね」


と諭し、

自分が持ってきたシャベルやジョロを使おうとするお友達がいたら、


「貸してあげようね」


と教えるといった具合に、周りの人間と協調して生きていくことの大切さを教え込みます。

しかし、必要以上に周囲へ気を遣う親御さんも見受けられます。

例えば滑り台などで、自分の子が上でもたもたしていると、


「Aちゃん! 後ろにお友達がいるでしょ! 早く滑りなさい!」


とヒステリー気味に叫んでしまうお母さんです。

このようなお母さんは、他人に気遣いのできる律儀なお母さんであることに間違いありませんが、子供は萎縮してしまいます。

私はそんな場面に出くわし、後ろが自分の子供であったときなどは、


「気にしないでください。大丈夫ですよ」


と声を掛けますが、元来の性格はなかなか変わらないかもしれません。

このような極度の気遣いは、精神的な不安定さが原因であるのかもしれず、ワンオペ育児などで孤立したお母さんの環境を少しでも改善すべきですが、それとは別に、このようなお母さんは、滑り台を下から登る行為もきつく咎める傾向にあります。

もちろん、周りにお友達がいるときはルールを守らせる必要はあります。

また、自分勝手な子供の振る舞いを一切叱らないモンスターペアレントも問題です。

しかし、滑り台に誰もいないときは、下から登っても一向に構わないと教えるべきなのです。

昨今盛んにAI脅威論が語られ、それが将来どれほど現実のものとなり、人間の仕事や本質を奪っていくかは未知数ですが、これからの共通認識として、杓子定規な人間、マニュアル人間、言われたことしかできない人間は、人工知能によって淘汰されていくだろうことは誰しもが抱いており、間違いなくそうなるでしょう。

だからこそ、幼少期のうちから固定観念を植え付けることはせず、滑り台に誰もいないときは、下から上っても問題ないと敢えて教えるのです。

そのために、ときに公園への夜討ち朝駆けを実施し、誰もお友達がいないすべり台の状況を作り出し、存分に遊ばせてあげることが必要なのです。

人気のない公園に行く手もありますが、状況によって対応を変える訓練という意味においても、賑わう公園への夜討ち朝駆けがいいでしょう。

社会に存在するルールやマナーは、お互いが気持ちよく円滑に生活していくための大切なツールですが、それらに縛られない柔軟な発想もまた大切です。

他人に迷惑をかけるという点が一つのキーワードになるとは思いますが、柔軟な思考法を子供たちが育むためにも、滑り台など公園で遊ぶときには気を付けるべきなのかもしれません。

子育てとは、「言うは易く身に付くは難し」であることを実感する場面が多いですが、親は子供の将来を見据えながら、意識を持って接してあげたいものです。







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