2018/05/29

現代純文学長編小説 「エイトケン盆地のうさぎ」 ビルに勤務する警備員が主人公です。







canvaより










横殴りの雨が、アパートの白壁を打ち付けている。

明け方から降り続く雨は、昼過ぎに風の勢いを増し、いつしか暴風雨に変わっていた。

塵芥で薄汚れた二階建ての白壁を、雨は音を立てながら、洗い浚い流していく。

ベッドの上で目を開けた佐藤は、締め切られたカーテンの隙間から洩れ出る薄明かりに覚めやらぬ眼を向けた。風が唸り声を上げ、激しく窓を揺さ振るなか、佐藤は再び目を閉じると、まどろみに身を委ねていった。

仕事を終え昼前に帰宅し、倒れるように眠りに付いてから、どれほどの時間が経過したのだろうか。ようやく目を覚ました佐藤は、眼前に広がる室内の闇に目を向けた。

佐藤のその大柄な体躯は、深くベッドマットに沈み込んでいる。

しばらくして目が慣れてくると、薄闇の先に天井が翳み、知覚した一月の冷気が肌を引き締める。ベッドに横たわりながら聞こえてくる雨音は、落ち着きを取り戻していた。

佐藤はベッドから起き上がると、部屋の明かりを点けた。

周りを取り囲む白色のクロスと共に、散らかる衣類やゴミが浮かび上がる。

その床を踏み分けてキッチンに向かい、ヤカンを手に取って水栓を開く。シンクにはいつのものか分からないカップメンの空き容器が積まれている。充分な水を入れ終え、ヤカンを火に掛けると、立ったままキッチンに腰を凭れ掛けた。

しばらくしてお湯が沸き、火を止める。用意したマグカップにコーヒーの顆粒を入れ、熱湯を注ぎ込むと、香りと共に湯気が立ち昇る。

佐藤は猫背の背を丸め、その場で飲み始めた。

温かいものが全身に行き渡り、二口、三口と続ける。すべてを飲み干して身体がほぐれてくると、本日の夕食を購入するため、外出する支度を始めた。

床に放置された黒のダウンジャケットを、浅黒い無骨な手が拾い上げる。ジャケットが大柄な体躯に収まると、佐藤はのそりのそりと玄関に向かった。

スニーカーを履き、立て掛けた傘を手に取ると、一〇六号室の扉を開けた。頭上の庇には、どんよりとした黄疸の明かりが灯り、冷たい色をしたコンクリートの通路を照らしている。

佐藤は鍵を閉めると、細長い通路を入口門扉まで歩いていく。

庇から落ちる雨垂れが、通路脇の茶褐色した地表を穿っている。

やがて門扉まで辿り着くと、佐藤は傘を広げた。

外は小雨に変わっていた。

佐藤は門扉を開けて道路に出ると、スーパーに向けて歩き始めた。







2018/05/27

万一のために記しておく







殺人 安倍 麻生 創価学会 ユダヤマフィア


私のブログを読んでいる方は分かると思いますが、以下のようにディープステート(ハザール・ユダヤ)を告発する記事を書いています。


人生に宗教が必要な理由  万能ではない科学






真言密教 空海 大日如来

根津美術館所蔵 大日如来坐像
パブリックドメイン 



日本では、多くのカルト教団が幅を利かせており、宗教が胡散臭いもののように捉えられています。

また、何か科学的でないことを表すとき、それは宗教的だといった使われ方もします。

しかし、世の中には合理や科学では説明できない世界が存在します。





近年、宇宙の成り立ちや仕組みが解明されつつありますが、全体から見れば極僅かな範囲でしかなく、なぜそうなったかについては謎だらけです。

2018/05/26

無謀な挑戦を掲げて嘘と見栄にまみれて死んだ栗城史多は馬鹿な男なのか?  本物の勇気と蛮勇の違い?








Simon SteinbergerによるPixabayからの画像 


登山家の栗城史多さんがエベレストで命を落とした。

生前の彼には賛否両論が渦巻き、亡くなってなお論争を呼んでいる。






批判は以下のとおりである。


単独無酸素登頂が嘘だ

その嘘で金を集めるな

元ニートも売り出すための嘘だ

登山家としての実力は3、5流

できもしない無謀な挑戦を掲げるな

危険を売り物にした客寄せパンダだ

スマホを弄るために指を凍傷して馬鹿みたい


これがどこまで本当か分からない。

だが、法螺や見栄で命を張り、かっこつけて死んだ男がいてもいいじゃないか。

「冒険の共有」を掲げ、登山の状況を中継することで見られてる自分を意識し、酔っていたのかもしれないし、引くに引けなくなったのかもしれない。

また、彼の実力からして、万に一つも成功しないルートへの挑戦を執拗に責める者もいる。

だが、他人を巻き添えにしたわけでもなく、一人で死という責任を背負った男を誰が責められようか。

自分の行動に対し、自分で責任を取ったのであり、外野がとやかく言うことではない。

口さがない言葉も飛び交っているが、彼が命を賭けた事実は変わらない。

偽善で募金をしても、受け取る側の意味は変わらないように、彼の動機がどんなに不純でも、その活動に勇気付けられた人が一人でもいたならば、それでいいではないか。

ストイックに己の限界に挑戦するアルピニストは確かに素晴らしい。

そして、そのような大衆受けしない人間にこそ本質があり、私もそちらの方が好きである。

だが、たとえ彼が見栄や法螺を吹いてたとしても、そこらの俗物には真似できない命を張る行為をしてきたのである。

あっぱれじゃないか。

もう彼の悪口はやめようじゃないか。


「お前らたとえハッタリでも、命賭けられるものあんのかよ?」


栗城にそう問われて、動揺して否定している奴もいるんじゃないか?

代わり映えのない毎日を肯定するために、必死に彼を否定している奴もいるんじゃないか?

彼は馬鹿な男なのかもしれない。

踊らされていたのかもしれない。

周りが見えなくなっていたのかもしれない。

だが命を張った事実は変わらない。

私は喝采を贈る。

R.I.P.





2018/05/25

子供との公園遊びは、ときに夜討ち朝駆けを実施すべし  誰もいない時間帯に公園で遊ぶことの意味









カッパリーナさんによる写真ACからの写真 


公園は、子育てと切っても切れない関係です。

公園デビューから始まり、低年齢でも遊べるお砂場遊びを皮切りに、成長に応じて利用する遊具が増えていき、行動範囲が広がっていきます。





この公園遊びで親が最も気にするのは、他のオトモダチとの関係です。

2018/05/23

小説「永遠の0」が出版された理由と売れた理由  大衆を扇動するディープステートの手口を解明する








戦艦ミズーリへの特攻

撮影日 1945年4月11日 撮影者 Harold "Buster" Campbell 
U.S. Government Works  パブリックドメイン 



小説「永遠の0」とは百田尚樹氏の処女作で、読んだ事がなくとも、題名を知らない人はいないぐらい有名な本です。

2006年に太田出版から発売され、口コミで徐々に広まり、大手の講談社で文庫化されたことにより火が付き、歴史的な大ベストセラー商品となりました。




世間で話題になっていた当時、コンビニにまで置かれていたので、手に取って読んでみました。

2018/05/17

嘘偽りの偉人伝や自叙伝に落胆するなかれ! シュリーマン「古代への情熱」








シュリーマン(ドイツ シュヴェリーン)

撮影者 Doris Antony
Wikimedia Commons  CC BY-SA 3.0



前回当ブログで、子どもたちが偉人伝に触れることの大切さを述べました。

その理由は、


大きな夢を持つこと

努力をすること

困難を乗り越える方法


などを学べるからです。





しかし、大概の伝記は誇張や嘘が混ざっています。


2018/05/10

村上春樹がノーベル文学賞を受賞できるたった1つの確実な理由  爆弾魔オバマを正当化することになった賞に価値はあるのか?










原典 The Official White House Photostream
パブリックドメイン



爆弾魔バラク・オバマを正当化することになったノーベル賞に価値はあるのか?

とのっけから挑発的なセリフで申し訳ありませんが、まずこの事は脇に置いておき、旭化成の吉野彰さんが化学賞を受賞され、それが日本の基礎技術の高さを証明することになったのであれば喜ばしいことだと思います。





また、あの木訥(ぼくとつ)な笑顔といい、リチウムイオン電池という家電製品にとっていぶし銀のような立ち位置での受賞に、何だか日本らしさを感じてほっこりしました。


だが、ちょっと待って欲しい。ノーベル賞ってそんなに凄いプライズなんでしょうか?



「どうなんですかオヤビン!」


「シャラップ! YOUに何が分かるんだい?」


「アッシみてぇのが出る幕じゃねえってのは分かりやすが、毎年毎年与えるほど、偉大な発見や発明ってあるんですか?」


「そんなものは知らん」


「功労賞の意味合いもあるのでしょうけど、騒ぎすぎじゃないですか?」


「小市民が異を唱えてもノーベル賞の価値は変わらんぞ! おいこれを見ろ! この紋所が眼に入らんのか!」


「そ、それは黄門様の……」


「ひ・か・え・お・ろーーー」


「ハハー、おみそれいたしやしたお代官様ー」



ちゃんちゃん


とは問屋が卸しませんぜ兄貴。


一応申し上げておきますが、何も私は吉野さんの受賞に水を差すつもりは毛頭ございませんし、日本の科学者に注目が集まるのも良いことですし、私自身スマホのバッテリーで大いにお世話になっております。ただし、吉野さんが受賞しようがしまいが、現実にリチウムイオン電池の恩恵を受けている事実は変わりませんので、私がここで問いたいのは、受賞後に猫も杓子も騒ぎ立てるその賞の闇の部分です。

まず平和賞ですが、ノルウェー・ノーベル委員会がたった五人で選考しているようであり、その選考過程も不明です。

では過去の受賞者で、コイツだけはあり得ないと言われた人間を挙げてみます。


ヘンリー・キッシンジャー(アメリカ国務長官)


締結寸前のベトナム和平協定をぶち壊し、戦争を四年も引き延ばすことで武器商人と金貸しに莫大な利益をもたらし、それと共に多くの兵士と市民を死に追いやった戦争請負人で、他にも各地の紛争や虐殺を引き起こしてきた極悪な犯罪者です。


アル・ゴア(元アメリカ副大統領)


映画「不都合な真実」に登場し、地球温暖化の原因をCO2であると捏造し、パリ協定への道筋を作り、排出される温室効果ガスの取引利権を生み出し、新たな支配体制を企てた張本人です。

温暖化の原因は、メタンガスや代替フロン、そして都市のコンクリート化によるヒートアイランドのためであり、そもそも地球の温暖化は局所的にそうであっても、千年単位で見ればむしろ寒冷化しています。

ではこの二人は、一体誰の指示で動いていたのでしょうか?

キッシンジャーはロックフェラーで、ゴアは娘がシフ家の人間と結婚しているようにロスチャイルドです。

要するにこの役者二人は、世界の中央銀行を支配するロスチャイルド家と、そのアメリカ支店長・ロックフェラー家の関連企業を儲けさせるために働いただけであり、ノーベル賞とは、そんな貢献人がご褒美として貰うことのできる、公平もへったくれもない賞なのです。

もちろん受賞者全員が影響下にあるわけではなく、素晴らしい業績を残された方も大勢いるでしょう。

また、キッシンジャー受賞時に、抗議のため委員を辞任したような真っ当な選考委員もいるはずですが、ノーベル賞とは、ユダヤ世界権力の意向でどうにでもなる別名ロスチャイルド賞なのです。

ここで言うユダヤ世界権力とは、ディープステート・国際金融資本・戦争屋・カバール・ハザールユダヤ・シオニストなどとも呼ばれています。

世界の実情と、ロスチャイルドやロックフェラーを知らない方は世界支配を目論むユダヤロスチャイルドの陰謀を簡潔に説明する






そもそも、賞の創設を遺言したアルフレッド・ノーベルは、ダイナマイトを発明して巨万の富を得たことで有名ですが、バクー油田に絡んで設立したノーベル兄弟石油会社を通じ、フランス・ロスチャイルドの当主アルフォンスと資本提携しており、同じくユダヤ人です。

そして、現在主に財団の運営に関わるスウェーデンのウォーレンバーグ家も、当然ロスチャイルド家と関係が深い財閥です。

文学賞の方は、スウェーデン・アカデミーという団体が、終身会員の18人で決めているようですが、この人たちのバックボーンや人生観、読書遍歴は一体どんなものなのでしょうか?

また、是非とも選考委員の考える、「人類における小説とは?」を御開陳してほしいものですが、どのように選んだら、歌手のボブ・ディランに決まるのでしょうか?

この時点ですでに恣意的であり、文学賞など価値がないと言っているに等しいですが、なぜ作家でもない人間が受賞できたのでしょうか?

その理由を解く鍵は彼の告白にあります。

ボブ・ディランはインタビューで、「現在の地位を得るために、chief commanderと契約を交わした」と告白しています。

つまり成功と引き換えに、支配層に魂を売った人間だからこそ、畑違いでも文学賞を取れたのです。

同じく歌手のレディー・ガガが、秘密結社イルミナティに魂を売ったことを後悔していると告白し、現在患っている線維筋痛症という全身に激しい痛みが襲う病気は、地位や名声を手に入れた代償であると、懺悔の意味を込めて告白していることも有名です。

そして、ボブディランはキッシンジャーと同じユダヤ系です。

ちなみにノーベル賞は、受賞者の約2、3割がユダヤ系で占められており、人口比から見ると格段に高くなっていることは有名です。

アシュケナージ・ユダヤが特別優秀だという意見には与しませんが、国家ではなく自らの頭脳を頼りに生きてきたことや、世界の大学教授を独占していることを考えれば、そのパーセンテージが仮に許容範囲だとしましょう。

しかし、どう考えてもおかしな人選がユダヤに偏っているのであれば、権力の道具以外の何物でもないでしょう。

当然ですが、彼らの飯の種である、西洋医学やエネルギー産業を脅かす画期的な発明が陽の目を見ることはなく、仮にノーベル賞を取れたとしても、研究が彼らの手に落ちたり、他の何かとのバーター取引だったりします。

吉野彰さんが受賞したリチウムイオンバッテリーは、電気自動車の動力として徐々に使われ始めており、石油産業の対抗軸となる可能性を秘めているのは確かですが、水で走る車を開発したスタンリーメイヤー氏が謎の死を遂げているように、また地球の磁場を利用して空間からエネルギーを取り出すことに成功したニコラ・テスラが、資金援助を受けていたJ・P・モルガン から最後は梯子を外されて研究が頓挫してしまったように、フリーエネルギーのような真に重要なテクノロジーは過去抹殺されてきました。

もちろんモルガンといえば、アメリカ国民からインチキの利子をせしめる民間中央銀行FRBの設立を話し合ったジキル島の秘密会議に何人も関係者を送り込んでいるように、ロスチャイルドやロックフェラーと深いつながりを持っています。

生理学・医学賞にしても、京都大学の山中伸弥教授がiPS細胞での受賞で大きく騒がれましたが、この手法の要である、体細胞を万能細胞に変化させる過程で行う、ウイルスを用いた遺伝子操作の危険性がほとんど報じられておらず、また、細胞増殖の抑制酵素「RB」と「P53」を破壊し、それに伴って細胞が癌化する危険性も一切無視されているようです。

遺伝子組み換えやゲノム編集が危険な理由は、特徴として現れた形質とは、ある一個の遺伝子だけによって決まるという単純なものではないからです。

例えば、米科学雑誌ネイチャー・ジェネティクス(Nature Genetics )で発表された論文で、身長に関与する遺伝子は計697個もあるとの研究結果が示すように、各遺伝子は相互に関連し合い、また、一個の遺伝子には様々な役割があるのです。

つまり、一個の遺伝子を人為的に操作すれば、形質が発現するしないに関わらず様々な部分に変異をもたらし、バランスが崩れてしまうのは間違いないのです。

IPS細胞の他に、再生医療として期待されていた万能細胞にES細胞とSTAP細胞がありました。

ES細胞は、受精卵を使用するという倫理上の問題があり、また第三者の卵を用いることで、免疫系の拒絶反応が指摘されるものの、元々が様々な細胞に分化する受精卵のため応用の可能性が高く、STAP細胞は、再現率が著しく低いものの、弱酸性に浸すだけという簡単な刺激で作成可能であり、両方とも今後の進展が期待されましたが、共に捏造が大きく騒がれ、研究が頓挫してしまいました。

山中教授にも、週刊新潮が追及したように論文のデータ捏造が発覚しましたが、大きな騒動にはなりませんでした。

IPS細胞は、普通の細胞から培養できるため、拒絶反応の心配はないという利点はあるものの、人為的な遺伝子操作や、抑制酵素破壊に伴うガン細胞化する危険が隠されており、実用化の目処がまったく立っていなかった当初に賞を授与した経緯を考えると、残念ですが、むしろ再生医療を進展させないためとの見方がもっともらしいようです。

近頃、IPS細胞による最先端医療の成功事例がいくつか報道されていますが、大々的に捏造されたノバルティス社の薬・ディオバンの例を出すまでもなく、この業界は不正がまかり通っており、今回も研究者側のメリットとして存在する、補助金の獲得や功名心が絡み合った見切り発射の可能性もあります。

もちろん、もしそれが難病の治療法として確立し、その医療によって救われる患者さんがいるのなら歓迎すべきことですが、アル・ゴアに捏造データを提供したような、支配層の息の掛かった御用学者が先導している可能性も、以上の経緯から高いでしょう。

本庶佑さんも、癌免疫療法で生理学医学賞を受賞し、小野薬品工業のオプジーボが特効薬として期待されていますが、なぜかその使用は、従来のコストのかかる、手術・抗がん剤・放射線治療の三大療法を経た後でなければ保険適用されません。

つまりノーベル賞とは、一部の極悪な病院や製薬会社といった医療カルテルを温存するために利用されているのです。

このような事以外にも、根本的な大きな問題がノーベル賞には横たわっています。

それは、その賞の関連分野に関し、どこの誰までが受賞に該当するかを恣意的に決めていることです。

例えば、青色発光ダイオードの発明で、日本の中村修二氏らがノーベル物理学賞を受賞しましたが、LED(発光ダイオード)の父、ニック・ホロニアックはなぜかその栄誉から外されています。

そして、今回のリチウムイオン電池の受賞についても、同じことが起きています。

世界の誰よりも最初に、電池の正極にコバルト酸リチウムを使うことを思い付き、それを筆頭筆者として論文にした東芝エグゼクティブフェローの水島公一さんです。朝日新聞 電池開発、最初の発案者は受賞逃す でも「光栄」と談話

この時共に論文を発表したグッドイナフ氏は今回受賞していますが、水島氏は受賞から外されています。

たとえ水島氏が、リチウムイオン電池に携わっていた期間が僅かだったとしても、新たな着想を産み出した創造者を無視するのは解せません。

もちろん、正極に適合する負極を探し当て、実用化のきっかけを苦心のすえ成し遂げた吉野彰氏の業績は、その挑戦心と共に素晴らしいものだと思います。

しかし、リチウムイオン電池に関し、社を挙げて発明に取り組んでいたソニーで研究開発を行い、今回受賞した吉野氏と共にチャールズ・スターク・ドレイパー賞を受賞したことのある西美緒(にしよしお)氏も、今回受賞から漏れています。講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「コトバンク西美緒

この線引きは、一体誰がどのように決めたのでしょうか?

吉野彰さんには、是非とも水島さんや西さんに対する配慮をしていただけたらと個人的には思いますが、このように門外漢の勝手な線引きにより、亀裂を産んでしまっているのです。

経済学賞にしても、毎年与えられる賞がどんな高尚なのか知りませんが、国際的な金融危機であるリーマンショックを招いてしまったことや、世界の貧困は何ら解決されていないとの批判が当然ありました。

2019年の経済学賞は、貧困を科学的に解決しようとした経済学者が夫婦で受賞し、これは素晴らしいことだと思いますが、過去には他の賞と同じように恣意的な選考が行われてきました。

例えば、2018年に経済学賞を受賞した環境経済学のノードハウス氏は「炭素税」を提唱した人物であり、この炭素税とは、CO2による温暖化の捏造でノーベル賞を受賞したゴアによって、国際的な枠組みで石油や石炭といった化石燃料の燃焼によって排出される炭素に税金をかけるよう導入された新たな利権なのです。

つまり、嘘のノーベル平和賞を補完するために、別のノーベル経済学賞が使われたということなのです。

他にも、その分野での優れた先人の業績に言及せず、受賞者のみが栄誉に浴するという勝手な線引きも行われてきました。(日本経済新聞 ノーベル経済学賞選考は妥当か ある有力候補の悲劇

このように権力者の都合で決定が行われ、また殺戮と金儲けに貢献したキッシンジャーに与えられた賞が、一体どんな価値を持つのでしょうか?

独立と平和を賭けて闘ったガンジーに与えなかった賞に、一体どんな価値があるのでしょうか?

こんな賞に騒ぐ日本は、お祭りであることを差し引いても、権威に弱いお国柄を証明しており、また古くは中国、明治以降は欧米の文化や文明を有難がってきた外国コンプレックスそのものです。

核兵器の廃絶を訴えた演説で平和賞を受賞したオバマにしても、判明しているだけで、2016年に米軍が世界で投下した爆弾は2万6171発にも及び、オバマ在任期間中ではどれだけの数になるかは分からない状態で、当然多数の民間人も犠牲になっています。

さらにオバマは、フランスで開催された「ノルマンディー上陸作戦」の70周年記念式典で、原爆投下の映像が流れたとき、ガムを噛みながら拍手をしていました。

そのとき同席していたプーチン大統領は右手で十字を切っており、両者を比較すれば、メディアでの報道が共に実体を映していないことが理解できるはずで、平和賞の根拠となったプラハでの核廃絶宣言についても、その後、実効性のある具体的な措置は取っていません。

平和賞では、今後の期待を込めて戦争当事者へ授与された例はありますが、オバマが大統領就任後すぐに演説を行い、そこからわずか半年で受賞した意味とは、オバマの爽やかで力強いイメージを早々に定着させ、その裏で行う、任期中の大量ミサイル爆撃等をカモフラージュするためであったと考えられます。

要するにノーベル賞とは、ときに人類に貢献した人物に贈られるものの、それらを隠れ蓑にして、戦争や金儲けを都合よく正当化するための道具と化しているのです。

これらから推測すると、2014年のノーベル物理学賞で、LEDの父が受賞できずに中村修二氏が受賞した裏も何だか見えてくるようです。

中村氏は、会社から給料を貰い、会社の金で研究を行い、さらには会社の好意でフロリダ大学まで留学させてもらったはずですが、退社後に発明の対価を巡り、自身が所属していた日亜化学工業を訴えて注目を集めました。

この一連の裁判と報道によって、日本の研究者と所属企業の亀裂が生じたはずであり、ひいては企業への帰属意識の低下も促したはずで、それが日本組織の特徴である社員の一体感や団結力を削ぐ結果となったはずです。

そして研究者の間では、アメリカに渡ってアメリカ国籍を取得した中村氏にならい、日本を捨てて海外に渡る土壌が生まれたはずであり、それらが結果的に、日本からの頭脳流出や日本の国力低下に繋がっていくであろうことは明らかでした。

つまり、多くの日本人がノーベル賞の受賞で沸き立っている隙に、日本社会に亀裂が生じていたということです。








以上を踏まえたうえで、本題である、村上春樹氏が文学賞を取れる理由を説明します。

彼は、イスラエルの文学賞であるエルサレム賞を受賞したとき、パレスチナへの攻撃を諌めるスピーチを行ないました。

当時イスラエルは世界から非難され、賞を受け取ることすら疑問視されていた中で、さすがに素通りできなかったとはいえ、その批判は正しかったと思います。

そして、ノーベル賞の真相を知っている人からは、これで受賞が遠退いたとの意見も聞かれました。

しかしその後、ユダヤ世界権力に擦り寄る行いをしています。

それは、世間で物議を醸し出した、小説「騎士団長殺し」の作中に記された以下の文です。



その年の十二月に何があったか?
「南京入城」と私は言った。
「そうです。いわゆる南京虐殺事件です。日本軍が激しい戦闘の末に南京市内を占領し、そこで大量の殺人がおこなわれました。戦闘に関連した殺人があり、戦闘が終わったあとの殺人がありました。日本軍には捕虜を管理する余裕がなかったので、降伏した兵隊や市民の大方を殺害してしまいました。正確に何人が殺害されたか、細部については歴史学者のあいだにも異論がありますが、とにかくおびただしい数の市民が戦闘の巻き添えになって殺されたことは、打ち消しがたい事実です。中国人死者の数を四十万人というものもいれば、十万人というものもいます。しかし四十万人と十万人の違いはいったいどこにあるのでしょう?」



引用 騎士団長殺し 村上春樹



この記述が、なぜロスチャイルドへの貢献になるのかは後述しますが、この文から読者が読み取れるのは、少なくとも10万人は殺したということです。

これは明らかな嘘であり、南京大虐殺がなかったことは数々の証拠から証明されています。

ただし、戦争とは人を殺すのが正義であり、常に狂気と隣り合わせのため、一人も殺していなかったというのはあり得えません。

日本にも当然責任の一端がありますが、このような過去と向き合いつつも、お互い未来に向けて歩んでいくべきですが、なぜ村上春樹はこんな嘘を堂々と記述し、過去を蒸し返し、日中対立を大々的に煽るようなことをしたのでしょうか?

この騒動で得をするのは、アジアの結束を喜ばない勢力です。

1917年に、ロマノフ王朝を革命によって倒したハザール・ユダヤは、翌年に日本と支那を闘わせる日支闘争計画を策定しました。

プーチン大統領も語っているように、ロシア革命は人もお金もユダヤ陣営から出ています。

革命政権の8割から8割5部がユダヤ人であり、その資金はNYのウォール街を采配するユダヤ国際金融資本から出ており、当時その情報は日本においても、シベリア出兵に従軍した軍人・四王天延孝らによってもたらされています。

ロシア革命成立後の共産ロシアでは、ユダヤが企図した世界征服への綱領が記された「シオン長老の議定書」を所持していただけで処刑にされたように、その計画は本物であり、やがては日本も中国もその渦に巻き込まれ、日支闘争計画の目論見通り、両国は泥沼の日中戦争に突き進んでいきました。

そして、現在の尖閣諸島問題も、その火種はユダヤの支配下にあるアメリカが作ったものです。

1972年の沖縄返還の際、同時に尖閣諸島も日本に返還されましたが、当時のアメリカ政府は主権問題について立場を表明しないと宣言したため、話が拗れてしまったのです。

2012年に、中国をシナと蔑む石原慎太郎が、ヘリテージ財団主催のシンポジウムで尖閣諸島の購入を宣言し、両国の緊張が高まりましたが、この財団は別名ミサイル財団と呼ばれ、アメリカの戦争屋と深く関係していました。

そして、その後に起きた香港の活動家による尖閣諸島上陸事件では、参加者の一人である古思堯という人物が、過去に自国の国旗を焼いていた画像が暴露され、中国の愛国者ではない単なる工作員であることが判明してしまいました。

要するに背後で糸を引く勢力が、日中の対立を演出していたのです。

また、ユダヤ世界権力の手先で、ジャパンハンドラーのジョセフ・ナイが、日中戦争を画策するレポートを作成していた事実も明るみにされました。

それは、対日超党派報告書Bipartisan report concerning Japanと呼ばれるレポートで、ウィキリークスから流出したとされ、内容は以下になります。


1・東シナ海と日本海近辺には、莫大な石油や天然ガスが眠っており、米国はそのエネルギー資源を入手しなければならない。

2.そのチャンスは台湾と中共が軍事衝突を起こした時である。当初米軍は台湾側に立って中共と戦闘を開始し、日本の自衛隊も日米安保条約に基づきその戦闘に参加させる。


3・戦争が進行するに従い、米軍は徐々に手を引き、自衛隊と人民解放軍との戦争が中心となるように誘導する。


4・日中戦争が激化したところで米国が和平交渉に介入し、東シナ海、日本海でのPKO(平和維持活動)を米軍が中心となって行う。


5・東シナ海と日本海での軍事的・政治的主導権を米国が入手する事で、この地域での資源開発に圧倒的に米国エネルギー産業が開発の優位権を入手する事が出来る。


6・この戦略の前提として、日本の自衛隊が自由に海外で「軍事活動」が出来るような状況を形成しておく事が必要である。


仮にこのレポートの真贋が定かではないとしても、ユダヤの傀儡である安倍が中国脅威論を煽り、集団的自衛権の解釈を強引に変更し、改憲を強行する姿勢を見せており、現実はその通りに進んでいます。

自民党は憲法改正にもっともらしい文言を添えていますが、リチャード・アーミテージやマイケル・グリーンらが強要していたことや過去の経緯を考えれば、自主独立のためではなく日中戦争のお膳立てであることは明らかです。

また、今回化学賞を吉野彰氏が受賞して日本中が湧いたものの、日本の代表としてコメントした安倍晋三の好感度が間接的に上がり、足下に横たわる様々な政治的経済的課題がまた一段とうやむやにされてしまい、憲法改正といったディープステートの思惑通りに事が進む危険を孕んでいます。

最近、地球温暖化の国連演説で脚光を浴び、平和賞の受賞も取り沙汰されていた16歳の環境活動家グレタ・トゥンベリさんも、ディープステートの手先・アルゴアとの関係が指摘されています。

安倍を盲目的に支援する百田尚樹が、グレタさんのことを「洗脳された子供」と批判しているものの、これは一種のカモフラージュとも言える陽動作戦でしょう。

なぜなら百田尚樹は、在日米軍の撤退や国連憲章の敵国条項削除に言及せず、それでいて憲法改正を盛んに叫んでおり、安倍晋三と同じくディープステート(戦争屋)の手先であることに変わりないからです。小説「永遠の0」が出版された理由と売れた理由 大衆を扇動するディープステートの手口を解明する

また両国に武器を売りつけてきたのも、ディロン・リードといったアメリカの軍需会社です。

つまりあの本の南京の記述は、シオニスト・ロスチャイルドの思惑通りであり、日中対立に拍車をかけました。

世界的に有名な作家のこの一文を、何億もの中国人がニュースで知ったことでしょう。

それは日本の新聞が紙面で記事にするのとは訳が違います。

当然中国では、


日本の有名な作家が認めたのであれば、やはりそれだけ殺していたのか。

日本人は憎い奴らだ。


そんな世論が生まれました。

一方の日本では、


いや南京大虐殺はなかった。

日本は間違っていない。

あの戦争はアジアを解放した正義の戦争だったのだ。


このような世論が生まれました。

これを焚き付けたのが、ここでも登場する百田尚樹や桜井誠のような偽装保守たちであり、こいつらは、中国は危険だ、日本も憲法を改正しろ、と世論を煽っています。

ひと昔前は、日本の自尊心を傷つけるために利用されていた南京虐殺が、今は日本の感情を煽るために利用され、百田ら工作員が続々と動員され、チャンネル桜といったエセ保守の広報機関も一役買っています。

では、この日中対立を加速させた村上春樹の一文は、意図的だったのでしょうか?

本人が、世界の支配者とノーベル賞の関係を理解し、確信的に書いたとは考えたくもありませんが、こんな嘘を作品に登場させ、対立を煽る理由は見当たらず、誰かに唆された可能性は大いにありえます。

彼は雑誌・文藝春秋で、小学生の時に、過去中国へ出征していた父親から、中国人捕虜を処刑した話について聞かされたと語っています。

そのような配慮のない父親に育てられたことには同情を禁じえず、またその話が自身の根底にあったとしても、このような大嘘を堂々と記し、結果として両国の世論を焚きつけ、再び父親世代が体験した悲惨な状況に至る空気を醸成したことは、どんなことがあっても許されません。

それは世界的に影響のある人気作家であるならば、なおのこと認識していなくてはならず、この記述が両国の対立を煽ることになることぐらい分かりきっていたはずです。

もし村上春樹が、ノーベル賞を貰えるからと唆され、南京虐殺の嘘を世界的に喧伝し、日中両国民の感情を煽ったとしたら、薄ら寒さを通り越し、許されない所業です。

もちろん真相は分かりませんが、日中対立を目論む、世界権力の思惑通りである事実には変わりありません。

そして、元副大統領のゴアを使い、地球温暖化はCO2によって引き起こされているという嘘をノーベル賞の権威によって世間に認めさせたように、同じことが村上春樹にも起こり得えます。

賞を与えることで、南京大虐殺の記述が正当化され、また再び注目されれば、一層の日中対立を促すことになるでしょう。

また、ノーベル賞作家の作品として永続的に残るのであり、日中との楔を打ち込んでおくのにも効果的です。

もっとも日中戦争に関しては、パリ協定から離脱したトランプが誕生し、ディープステートと繋がった北朝鮮の壊滅に習近平も協力し、昔からディープステートと闘ってきたプーチンが歩調を合わせている現在では、手先の安倍や公明党がどんなに足掻いたところで大規模な戦闘は起こらないと思いますが、功労という意味合いでも、村上春樹の受賞はあり得るでしょう。

2017年に日系人のカズオ・イシグロ氏が受賞し、ボブ・ディランで失墜した賞へのイメージは回復されており、2018年辺りが頃合だったはずです。

しかし、そのノーベル文学賞は、意味不明な破廉恥騒ぎからお流れになりました。

はじめから透明性のない賞なのだから、人を変えるか減らして選考すればいいはずですが、なぜ中止にしたのでしょうか?

そもそも今回の不祥事は、内輪の些末な事件にも関わらず、発端から大きなニュースとして取り上げられていましたが、奇妙だと感じたのは私だけですかね?

そして、選考中止のニュースが駆け巡った同じ日に、日本の潜伏キリシタンの遺産が世界文化遺産に登録されるニュースも流れました。

偶然でしょうかね?

隠れキリシタンと言えば、遠藤周作さんが思い浮かび、代表作は「沈黙」ですが、誰かへのアピールですかね?

この辺にしておきましょうか。

恐らく私の予想では、2019年の文学賞はこうなるでしょう。

襟を正した選考委員会が、厳正な審査に基づいて決定した今年の受賞者は、日本の村上春樹一人だけです!


「え! 二人じゃなくて一人だけなの!」

「やっぱりハルキは世界のハルキだったのね!」

「私の感性は間違っていなかったわ! サイコー!」

「ワー! キャー! ワー! キャー!」


となるでしょう。

また、仰々しい受賞理由もこしらえてくれるはずです。

もしかしたら、春樹に懐疑的な国民が増えているため、信用を補完するために、他の賞で誠実な日本人を受賞させるかもしれません。

そうすれば、日本では飽きられた感のある春樹ですが、フィーバーが巻き起こる可能性はあるでしょう。

これを期に作品を読んだ少年少女が、意味もなく自殺をしたり、意味もなくセックスをする危険性が高まり、更なる道徳や秩序の崩壊を助長する可能性や、新たな読者が、ノーベル賞など下らねえ、これにバカ騒ぎする出版業界やメディアも下らねえ、となり、長期的な小説離れが起きる恐れもありますが、ある程度の国内需要は見込めるでしょう。

受賞がそれほど盛り上がらない世界各国でも、騒動後の受賞であれば、多少は売れるかもしれません。

また、西側のユダヤメディアとハリウッドが後押ししてくれるかもしれません。


という私が立てた勝手な予想でしたが、2019年の春樹の受賞は外してしまいました。

いや2020年は取れるだろう、などともう言うつもりはありませんが、もし私が受賞したら、メダルをメルカリに売ることだけは約束します。


「お前誰だよ」

「馬鹿かテメエ、死ねよ!」


という声が方方(ほうぼう)から聞こえてきそうですが、面白そうな奴だなと感じてくれた方は、私がいまキャンプファイヤーのクラウドファンディングで出している小説を手に取っていただけたらと思います。








参考文献




地球はもう温暖化していない  平凡社新書 深井有
「地球温暖化」論に騙されるな!    講談社 丸山茂徳


国際がん学会が認めた、延命効果世界一の『丹羽がん療法』 徳間書店 丹羽靭負

STAP細胞の正体「再生医療は幻想だ」復活!千島・森下学説 花伝社 船瀬俊介 森下敬一