2018/05/29

現代純文学長編小説 「エイトケン盆地のうさぎ」 ビルに勤務する警備員が主人公です。







canvaより










横殴りの雨が、アパートの白壁を打ち付けている。

明け方から降り続く雨は、昼過ぎに風の勢いを増し、いつしか暴風雨に変わっていた。

塵芥で薄汚れた二階建ての白壁を、雨は音を立てながら、洗い浚い流していく。

ベッドの上で目を開けた佐藤は、締め切られたカーテンの隙間から洩れ出る薄明かりに覚めやらぬ眼を向けた。風が唸り声を上げ、激しく窓を揺さ振るなか、佐藤は再び目を閉じると、まどろみに身を委ねていった。

仕事を終え昼前に帰宅し、倒れるように眠りに付いてから、どれほどの時間が経過したのだろうか。ようやく目を覚ました佐藤は、眼前に広がる室内の闇に目を向けた。

佐藤のその大柄な体躯は、深くベッドマットに沈み込んでいる。

しばらくして目が慣れてくると、薄闇の先に天井が翳み、知覚した一月の冷気が肌を引き締める。ベッドに横たわりながら聞こえてくる雨音は、落ち着きを取り戻していた。

佐藤はベッドから起き上がると、部屋の明かりを点けた。

周りを取り囲む白色のクロスと共に、散らかる衣類やゴミが浮かび上がる。

その床を踏み分けてキッチンに向かい、ヤカンを手に取って水栓を開く。シンクにはいつのものか分からないカップメンの空き容器が積まれている。充分な水を入れ終え、ヤカンを火に掛けると、立ったままキッチンに腰を凭れ掛けた。

しばらくしてお湯が沸き、火を止める。用意したマグカップにコーヒーの顆粒を入れ、熱湯を注ぎ込むと、香りと共に湯気が立ち昇る。

佐藤は猫背の背を丸め、その場で飲み始めた。

温かいものが全身に行き渡り、二口、三口と続ける。すべてを飲み干して身体がほぐれてくると、本日の夕食を購入するため、外出する支度を始めた。

床に放置された黒のダウンジャケットを、浅黒い無骨な手が拾い上げる。ジャケットが大柄な体躯に収まると、佐藤はのそりのそりと玄関に向かった。

スニーカーを履き、立て掛けた傘を手に取ると、一〇六号室の扉を開けた。頭上の庇には、どんよりとした黄疸の明かりが灯り、冷たい色をしたコンクリートの通路を照らしている。

佐藤は鍵を閉めると、細長い通路を入口門扉まで歩いていく。

庇から落ちる雨垂れが、通路脇の茶褐色した地表を穿っている。

やがて門扉まで辿り着くと、佐藤は傘を広げた。

外は小雨に変わっていた。

佐藤は門扉を開けて道路に出ると、スーパーに向けて歩き始めた。







2018/05/27

人殺しや暗殺を命じる組織と対峙することの危険性  







ナイフを持つ人殺しと拳銃を持つ人殺し



私のブログを読んでいる方は分かると思いますが、以下のようにディープステート(ハザール・ユダヤ)を告発する記事を書いています。






そして同じように、ディープステート(戦争屋)の手先である安倍統一教会、創価学会公明党、麻生ロスチャイルドの悪事も暴露しています。







よって、子飼いの暴力団や似非右翼に狙われる可能性もあるので、ここに一応記しておきます。

この世には、善良ではない人間や組織が、残念ながら存在します。

そして、そのような組織になびく人間が大勢いることも事実です。

金や薬漬けにし、また脅しやV2Kなどの洗脳を用い、巧妙に手なずけていきます。

巷間に蔓延る陰謀論者のほとんども、真実に嘘の情報を混ぜる工作員です。

そんな勢力に対し、抵抗する人間も当然いますが、必ずしも正義が勝つ訳ではありません。

過去にも多くの人間が凶弾に倒れ、恐れた者たちは口を噤み、傍観者と成り果てました。

しかし、誰かがやらなければ、日本は変わりません。

権力は必ず腐敗し、過去に盤石だと思われた勢力も、それを倒す者たちが登場してきました。

ロシアにはプーチン大統領が誕生し、またアメリカでもトランプ大統領が当選し、悪が排除されつつありますが、日本は安倍や公明党といったディープステートの手先が未だに跋扈し、税金や国の組織を私物化している状態です。

ただ、現政権の悪事が暴かれ始め、立ち上がる人も増えてきました。

このままでは、自分たちの生活が立ち行かなくなると、多くの人たちが危機感を抱き始めています。

泰平の眠りについたままであった国民は、少しづつ変わろうとしています。

自分たちだけでなく、子どもたちの未来、日本国の将来、人類の未来を少しでも憂いているならば、真実を知ったうえで、行動に移すべきでしょう。

911をためらいもなく計画し、それを実行する組織に正義などあるはずもなく、そこにどんな論理が存在していたとしても、許してはならないでしょう。










関連記事

宗教とは何かを考察し、人生に必要な理由を述べてみます






密教の仏であり宇宙の真理を表す大日如来の座った像

根津美術館所蔵 大日如来坐像
パブリックドメイン 



日本では、多くのカルト教団が幅を利かせており、宗教が胡散臭いもののように捉えられています。

また、何か科学的でないことを表すとき、それは宗教的だといった使われ方もします。

しかし、世の中には合理や科学では説明できない世界が存在します。





近年、宇宙の成り立ちや仕組みが解明されつつありますが、全体から見れば極僅かな範囲でしかなく、なぜそうなったかについては謎だらけです。

2018/05/26

エベレストで命を落とした登山家の栗城史多は、嘘と見栄にまみれて死んだ馬鹿な男なのか?








Simon SteinbergerによるPixabayからの画像 


登山家の栗城史多さんがエベレストで命を落とした。

生前の彼には賛否両論が渦巻き、亡くなってなお論争を呼んでいる。






批判は以下のとおりである。


単独無酸素登頂が嘘だ

その嘘で金を集めるな

元ニートも売り出すための嘘だ

登山家としての実力は3、5流

できもしない無謀な挑戦を掲げるな

危険を売り物にした客寄せパンダだ

スマホを弄るために指を凍傷して馬鹿みたい


これがどこまで本当か分からない。

だが、法螺や見栄で命を張り、かっこつけて死んだ男がいてもいいじゃないか。

「冒険の共有」を掲げ、登山の状況を中継することで見られてる自分を意識し、酔っていたのかもしれないし、引くに引けなくなったのかもしれない。

また、彼の実力からして、万に一つも成功しないルートへの挑戦を執拗に責める者もいる。

だが、他人を巻き添えにしたわけでもなく、一人で死という責任を背負った男を誰が責められようか。

自分の行動に対し、自分で責任を取ったのであり、外野がとやかく言うことではない。

口さがない言葉も飛び交っているが、彼が命を賭けた事実は変わらない。

偽善で募金をしても、受け取る側の意味は変わらないように、彼の動機がどんなに不純でも、その活動に勇気付けられた人が一人でもいたならば、それでいいではないか。

ストイックに己の限界に挑戦するアルピニストは確かに素晴らしい。

そして、そのような大衆受けしない人間にこそ本質があり、私もそちらの方が好きである。

だが、たとえ彼が見栄や法螺を吹いてたとしても、そこらの俗物には真似できない命を張る行為をしてきたのである。

あっぱれじゃないか。

もう彼の悪口はやめようじゃないか。


「お前らたとえハッタリでも、命賭けられるものあんのかよ?」


栗城にそう問われて、動揺して否定している奴もいるんじゃないか?

代わり映えのない毎日を肯定するために、必死に彼を否定している奴もいるんじゃないか?

彼は馬鹿な男なのかもしれない。

彼は踊らされていたのかもしれない。

彼は周りが見えなくなっていたのかもしれない。

だが命を張った事実は変わらない。

私は喝采を贈る。

R.I.P.





2018/05/25

公園遊びでルールを守ることと破ることを子供たちに学ばせる方法







公園にある緑と黄色の二台の滑り台


カッパリーナさんによる写真ACからの写真 


公園は、子育てと切っても切れない関係です。

公園デビューから始まり、低年齢でも遊べるお砂場遊びを皮切りに、成長に応じて利用する遊具が増えていき、行動範囲が広がっていきます。





この公園遊びで親が最も気にするのは、他のオトモダチとの関係です。

2018/05/23

小説「永遠の0」に隠された驚愕の事実 洗脳工作機関ダヴィストックの影







特攻 敗戦 ミズーリ 永遠の0 ディープステート

戦艦ミズーリへの特攻

撮影日 1945年4月11日 撮影者 Harold "Buster" Campbell 
U.S. Government Works  パブリックドメイン 




読了時間15分



  1. 百田尚樹氏のデビュー作・「永遠の0」
  2. 国よりも妻子を大事にし、必ず帰ると言っていた主人公
  3. そんな主人公が最後にあっさり死を選ぶ不可思議なストーリー
  4. 先の大戦での海軍の疑惑を隠す本書
  5. 国家の一大事にじっとこらえられなかった山本五十六
  6. カトリック聖職者によるおぞましい性的虐待
  7. ペリー来航からオレンジ計画へと続くスパイの育成
  8. 前線視察になぜか零戦六機しか付けさせなかった山本五十六
  9. 終戦後にアメリカから裁かれなかった多くの海軍軍人
  10. 重慶無差別爆撃に関与した井上成美と米内光政
  11. マンゴーの木で絞首刑にされた陸軍大将・山下奉文
  12. 山本五十六の気がかりは国家の未来ではなく愛人の芸者であったことを示す数々のラブレター
  13. 寒気がした本書のエピローグ
  14. 本書の最終目的は戦争への拒絶反応を日本国民から取り除くことである
  15. ナイラの証言など数々のヤラセで戦争を起こしてきたアメリカの戦争屋(ディープステート)
  16. 死ぬために用意された主人公・宮部久蔵
  17. 幾つもある本書の世論誘導と情報操作
  18. ナイラの証言と同じ役割を持つ小説「永遠の0」
  19. 中国脅威論を唱えるくせに、台湾に米軍がいないことを無視してきた偽装保守
  20. 中国脅威論を唱えるくせに、国連憲章の敵国条項削除を無視してきた偽装保守
  21. 自衛隊を国防軍にすると訴えるくせに、在日米軍の撤退を主張してこなかった偽装保守
  22. 在日米軍維持費の値上げを突きつけられても、まだ米軍の駐留を望む戦争屋の工作員





1 百田尚樹氏のデビュー作・小説「永遠の0」




小説「永遠の0」とは、百田尚樹氏の文壇での処女作であり、読んだ事がなくとも、題名を知らない人はいないぐらい有名な本です。

2006年に太田出版から発売され、口コミで徐々に広まり、大手の講談社で文庫化されたことにより火が付き、歴史的な大ベストセラー作品となりました。




私は世間で話題になっていた当時、コンビニにまで置かれていたので、手に取って読んでみました。

2018/05/17

偉人が残した嘘や名言から学べる事 シュリーマン「古代への情熱」








シュリーマン(ドイツ シュヴェリーン)

撮影者 Doris Antony
Wikimedia Commons  CC BY-SA 3.0



後世に名を残した偉人の伝記に、無垢で幼い子供たちが触れるのはとても大切です。

その理由は、


大きな夢を持つことの大切さ

努力をすることの大切さ

困難を乗り越える方法


などを学べるからです。





しかし、大概の伝記は誇張や嘘が混ざっています。


2018/05/10

村上春樹がノーベル賞作家としての栄冠を勝ち取れるたった1つの確実な理由  









ノーネル賞のメダルと証書

原典 The Official White House Photostream
パブリックドメイン



目次 読了20分



  1. 村上春樹の受賞を期待するハルキストたち
  2. 誰しもがその名称にひれ伏すノーベル賞
  3. 燦然と輝くノーベル賞の闇の部分
  4. 畑違いのボブ・ディランが受賞できたと思われる理由
  5. 抹殺されてきたフリーエネルギーの技術
  6. 疑問視される山中伸弥教授のiPS細胞
  7. 無視してはならない日本薬剤師会・元会長の言葉
  8. なぜか受賞できなかったLEDの父
  9. 受賞者を勝手に線引きする選考委員たち
  10. 捏造の受賞をごまかすために与えられた別のノーベル賞
  11. 爆弾魔・バラク・オバマの正体と受賞させた本当の理由
  12. 中村修二氏が受賞した裏で日本社会に起きていた事
  13. 村上春樹が受賞できるたった一つの理由
  14. 日中を分断する記述とそれを望む勢力
  15. 日中を敵対させるジャパンハンドラーズと手先たち
  16. 自主独立とは真逆の安倍自民が唱える憲法改正
  17. ディープステートの思惑通りであった南京虐殺の記述
  18. なぜ村上春樹は両国の対立を煽るこんな記述をしたのか?
  19. パリ協定から離脱してディープステートと戦うトランプ大統領
  20. 今後の村上春樹




1 村上春樹の受賞を期待するハルキストたち



毎年ノーベル賞の発表時期になると、ハルキストはそわそわし始めます。

イギリスのブックメーカーでは今年も高倍率で、今度こそ受賞は間違いないと期待し、発表当日を待ちます。





しかし、2018年の文学賞は選考委員の不祥事から来年に繰り越しとなり、2019年の受賞も逃してしまいました。

次こそは何としても、後世にまで記憶される偉大な賞を取らせてあげたい。

そう想った熱烈なファンもいることでしょう。



2 誰しもがその名称にひれ伏すノーベル賞



だが、ちょっと待って欲しい。ノーベル賞ってそんなに凄いプライズなんでしょうか?