2017/02/01

小中学生におすすめの児童文学書「心に太陽を持て」 やる気・元気・いわき じゃなくて勇気をくれる本








IWOZONさんによる写真ACからの写真 



「心に太陽を持て」という一冊の本があります。

明治生まれの作家・山本有三氏の小説ですが、古びることのない普遍的な内容が綴られており、小学生や中学生におすすめの短編物語となっています。

私が知ったのは大人になってからで、数学者の藤原正彦さんが紹介していたからですが、「くちびるに歌を」が素晴らしい一編となっています。

あらすじはこうです。









ある晩のこと、小さな汽船が大きな船に衝突しました。

そして汽船は沈没し、乗客は海に投げ出されました。


そこから必死の救助活動が開始されましたが、取り残された人も大勢いました。


その中の一人であった男性は、孤独のうちに暗い波間を漂っていました。


男性は難破した場所から随分離れてしまい、誰の声も聞こえなくなり、暗黒の静けさの中で死への恐怖に脅えていると、どこからか美しい女性の歌声が聞こえてきました。


男性は、その声によって命が蘇った気持ちになりました。


そして、声の主のところへどうにかして辿り着き、しばらくして救援ボートが到着したというお話です。




東日本大震災の時、真っ暗な体育館の中で一人の女の子が歌を歌い始めると、大合唱になったことがあったそうです。

この話は何かの新聞記事で読んだのですが、その歌が何であったかは覚えておらず、その女の子がこの本を読んでいたのか分かりませんが、本作は勇気を与えてくれる短編が詰まった一冊です。

小学生や中学生のお子さんに是非ともおすすめの本です。












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